『ホワイトカオス・ブックアドベンチャー』
ゲームルールアップデート  Ver.2005.12/2

◆はじめに

 『ホワイトカオス・ブックアドベンチャー』はゲームの完成度を上げるために、毎号ルールのアップデートを行っているゲームです。ここでは、ルールの変更点について説明致します。
 なお、この変更内容はゲームギャザ2005年10月号〜2006年1月号の内容に適用されます。12月2日発売号の内容にも適用されますので、ご注意ください。

◆ルール変更箇所について

2.1.【能力値】の内訳について

 1)【強度〜Strength】
 旧)なお、この[武器威力]は【強度】の4倍の値が上限です。

 新)なお[武器威力]の上限は[継続武器]が【強度】の3倍、[使い切り武器]が5倍です(2.3.参照)。

 2)【反応〜Initiative】
 以下の文章を追加してください。

  行動を遅らせることも可能です。現在の【反応】より低い任意の値にできます(《盟友》も含みます)。

 3)【制御〜Balance】
 旧)この【制御】の6倍と〜

 新)この【制御】の2倍+10点と〜

2.2.キャラクター作成の手順

 1) に以下の文章を追加。

  なお【能力値】の合計と同じ数値を、初期[アンカー]として記入します。

2.3.初期取得基本《アクセス》3種の説明

《フェアリーアイズ》
以下の文章に変更します。

 《ホワイトカオス》から引き出した力と、自身を調和させる能力です。
 《ホワイトアウト》現象を起こしたり(判定不要。ただし《タイラント》の《異界》では起こせません)、他者が起こした《ホワイトアウト》に同調したり(視界外で起きたなら目標値0〜20程度の判定が必要)《アクセス》の痕跡を発見したり(判定が必要)、自身の身体能力を強化できます(指針は以下で)。
 《フェアリーアイズ》使用による1ラウンド(5秒)の移動距離は「【強度】×10m」を目安とし、GMが状況に応じて適宜判断します。跳躍の目安は「【強度】×1m」(垂直飛びの場合)を動ける距離とします。

《アポート》
以下の文章に変更します。

 《ホワイトカオス》に沈む力を再構成し、物品やエネルギーなどを、手元に取り出す能力です。
 既存の物品を再現するには、身につけられる程度のもので[達成値]20、ごく小さなもので13が必要です。金品など欲得に絡むものは後述する[デザイア]が増加します。これらは1ラウンドを消費すれば、取り出せます。所持武器やエネルギー弾などの戦闘で使用する武器も、この《アクセス》で取り出します。 《アポート》で取り出せる武器には[継続武器][使い切り武器]の二種類が存在します。

[継続武器]:剣や銃などの携帯できる武器。[達成値]の半分(切り上げ)が[武器威力]となる。[武器威力]を下げることでダメージ軽減も行なえる(3.2.参照)

[使い切り武器]:爆弾やエネルギー弾といった、使えばなくなる武器。[達成値]が[武器威力]となる。取り出したラウンドで対象に投射可能。

 判定の結果[武器威力]が+20に達した場合は、目標の周囲を対象とした[複数攻撃]を。+30に達すれば視界内の任意の方向を対象とした[範囲攻撃]を行なえます(この場合、白兵戦用武器でも、視界内の目標、もしくは単体を攻撃することができます)。
 なお、どちらの武器でも[武器威力]が【強度】で示される上限内なら「複数回判定することで、威力を累計」できます。取り出した武器を強化するには、取り出した以降のラウンドで《アポート》を別に判定する必要があります(1回につき1ラウンド。状況が許すなら、戦闘前に事前準備もできます。また他者が所持する武器にかけることもできます)。
 また、自身が《アポート》で呼んだものは、いつでも《ホワイトカオス》に戻せます(他者のは不可)。ただし、戻すと[武器威力]は±0に戻ります。
 なお[パワーレベル]0では、この《アクセス》を使用することはできません。

《パッシブウォール》:
 旧)[達成値]を累計し[結界強度]をあげることも可能です(上限はありません)。 

 新)[達成値]を累計し[結界強度]をあげることも可能です(上限はありません。また他者に対して実行し、結界を強化することもできます)。

2.4.《アクセス》の使用と効果の説明

「描写が異なるだけ」で有利にならないわけです。の後に以下の文章を挿入。

  また「相手を眠らせる」などの一方的な効果をもたらすには、対象の4倍以上の【能力値】合計が必要です。

2.4.各《アクセス》の効果説明について

 2005年11月26日に更新したアクセス一覧にデータが変更されています。

3.[行為判定]の方法

[パワーレベル]表の内容が変更されています。

段階使用時の効果クリティカル値増加デザイア
LV0特になし--
LV1出目1→2 3→4 5→618
LV2出目±1(0,7は不可)17
MAX出目1→4 2→5 3→616



段階使用時の効果クリティカル値増加デザイア
LV0特になし--
LV1出目1→3 2→4 5→617
LV2出目±1(0,7も可)18
MAX出目1→4 2→5 3→616

何度クリティカルしても[暴走抑制点]の消費は1点です。の後に以下の文章を挿入。
 
 なお《タイラント》が[パワーレベル]MAXを使用すると、自身が作った世界を維持しきれなくなります。
 結果、その世界で《タイラント》が隠蔽したことが露見することもあります。また、《タイラント》が自身の世界で《アクセス》を使用する場合[暴走抑制点]を消費する必要はありません。 

3.1.《共鳴》の発生

以下の文章に差し替えてください(「対抗者同士の出目が3つとも一致」は廃止しました)

 [対抗判定]で「対抗者のどちらかが振った3D6の出目がゾロ目」の場合《共鳴》が発生し、双方の判定が失敗します。
 《共鳴》を利用した攻撃無効化も可能です([複数攻撃][範囲攻撃]でも攻撃対象となった誰かが《共鳴》すれば無効化されます)。

3.3.反社会的行為へのペナルティ

 旧)目安としては、+[1D6]〜[6D6]です。

 新)目安としては、+[1D6]〜[12D6]です。なお《ホワイトアウト》せずに《アクセス》を使った場合、やむを得ない事情があっても、最低で[1D6]のデザイアが増加します。

4.[一般人判定]について

2つなら+6です。の後に以下の文章を挿入。

  この修正の上限は3つ保持の+9までです。

5.[アンカー]と[デザイア]の扱い

絆の強さを表す値です。の後に以下の文章を挿入。

  PC作成時には初期[アンカー]として【能力値】合計と同じ点数を保持しています。

6.《イモータル》の[暴走]

全員が[暴走状態]ならゲーム終了となります。の後に以下の文章を挿入。

 なお《タイラント》などの敵役が[暴走状態]となった場合は、2ラウンドに1回しか能動的な行動や攻撃が行えなくなります(防御や《ベクトルカード》使用による行動は可能です)。

6.1.[サブGM]で獲得できる[暴走抑制点]

[暴走抑制点]を消費せずとも、復帰できます。の後に以下の文章を挿入。

 (物語の場面が切り替わった時点で0点の場合は1点まで回復します) 

7.[ベクトルカード]の扱い

 旧)カードは使用、あるいはカードを渡されたPCの見せ場が終わった時に場に戻ります。

 新)カードは「使用」「PCの見せ場が終了」「GMの判断(所有プレイヤーの許可が必要)」で場に戻ります。
 なお、ゲーム進行を示唆する目的で、GMはカードを自分の所有物とすることができます。この場合、[経験点プール](後述)の[経験点]が1点増加します。

8.《盟友》の扱い

以下の文章に変更します。要点は世界観的扱いと数値バランスの変更です。

 [召喚系]の《アクセス》を取得・使用することで《イモータル》は《盟友》を得られます(なお[召喚系]《アクセス》は、[パワーレベル]0では使用できません)。
 《盟友》とは、《イモータル》が《ホワイトカオス》に堕ちた存在を拾い上げたものです。召喚者が望めば《ホワイトカオス》に堕ちることから、命令に従います。
 《盟友》は、本来《ホワイトカオス》に堕ちたことで、その身体を分解されています。《イモータル》が召喚しているのは、その存在の核となる“意識”なのです。
 こうしたことから《盟友》の身体は、召喚されたさいに、「召喚された世界の秩序に合わせた“無害な姿”」として再構成されたものです。《盟友》はこの“無害な姿”をしている時には、[行為判定]を行えません。なお“無害な姿”の時は【能力値】合計も0になります。
 “本来の姿”に戻せば、《アクセス》使用が可能です。ただし《ホワイトアウト》せずに戻せば「世界の秩序を乱す=[デザイア]が増加する行為」扱いとなります。
 《盟友》を“本来の姿”で使用するには、まず[召喚系]アクセスの[達成値]を出し、その値を《盟友》の【強度】【制御】【反応】に配分します(重ねがけでの累計可。《盟友》も【制御】+2点の[暴走抑制点]を持ち、暴走すると“無害な姿”に戻ります)。仮に[達成値]が15なら、15点を《盟友》の【能力値】に割り振れるわけです。
 なお、《盟友》に割り振れる【能力値】の上限は、召喚者が持つ【制御】の2倍+10点までです。
 呼び出した《盟友》に戦闘などの[行為判定]が必要な行動を命じた場合、《盟友》が持つ【能力値】合計の1/4(端数切り上げ)分、召喚者の[デザイア]が増加します(《アクセス》での[デザイア]増加は別に加算)。
 [召喚系]アクセスを取得した場合、《盟友》の保有《アクセス》をPC作成時に2種類選択します。さらに基本で《フェアリーアイズ》を保持しています。
 なお《アポート》《パッシブウォール》を《盟友》に取得させたり、その効果の対象にはできません。
 その代わり《盟友》は【能力値】合計の1/2(端数切り上げ)に等しい[武器威力][結界強度]を持ちます。ダメージが[結界強度]を越えた場合は“無害な姿”に戻り、この状態で攻撃されれば死亡します。


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