◆第五話『可憐なる流星』

■あらすじ

 美浦市内の私立高校「アーク学園」は、超能力者組織《Storm Crusade》のエージェントを訓練するために作られた学校だった。
 そこに通う主人公もまた、《Storm Crusade》のエージェント候補生である「特待生」として教育を受けていたが、過剰なまでの管理教育を押しつける学校と組織のやり方に、ふとしたきっかけから疑念を抱く。
 その疑念は《Storm Crusade》が6年前の《大戦》で戦った異世界人を捕らえ、「敵性生物」として扱っている様を目のあたりにしたことで確信に変わる。
 そんな折、近くの山に落下した「流星」が主人公の運命を大きく変えることになる……。

■登場人物

主人公(名前は任意)/高校2年生・男性
 超能力者組織《Storm Crusade》が設立した「私立アーク学園」の生徒。《イモータル》として優秀な能力を持ち、《Storm Crusade》のエージェント候補生として訓練を受けていた。
 両親も《Storm Crusade》の人間だが、組織のことは語らずに6年前の《大戦》で戦死した。
ヤヒロ(やひろ・遣пj/外見的には10代中盤・女性
 山中で主人公が出会った異世界からの来訪者。6年前の《大戦》でこの世界を侵略しにきた異世界人である。
 何か重大なことを伝えるために世界と世界をつなぐ《門》を開いてきたのだが……。
 素直で優しく、好奇心旺盛。頭の回転が速く、公平な性格。
時任 嵩(ときとう・たかし)/20代後半〜30代前半・男性
 自身と組織の人物が『この世界』を護るために選ばれた存在であると信じる、超能力者組織《Storm Crusade》の幹部。
 “賢士”の称号を持つ強力な《イモータル》で、『この世界』を守るためであれば、時には法を犯すことも厭わない確信犯的人物である。
 特待生として優秀な成績を収めた主人公に興味を持ち、学校に視察に訪れる。
碇 承明(いかり・よしあき)/29歳・男性
 最近になってアーク学園に赴任してきた国語教師。気さくな性格で、生徒たちにも人気がある。
 おちゃらけているようで、時々含蓄のあることをぽろっと言う、つかみ所のない人物。
 悩み多き主人公のことを密かに案じているふしがある。

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